当院について OVERVIEW
理事長あいさつ
当病院は昭和45年(1970年)に「早徳外科」として開院しました。昭和47年(1972年)に50床に病床を増やし早徳病院に改名しております。開院当初より、この地域の一般外科、消化器外科、血管外科を担うとともに、岐阜県内の私立病院としては初の血液透析医療と、それに不可欠なシャント医療を開始しました。
透析医療を必要とする方の多くは糖尿病、高血圧、心臓疾患、骨代謝異常などさまざまな合併疾患を有しているため、内科、整形外科も加わり診療範囲を広げてきました。その中で医療の高度化、高齢者の増加で入院治療が必要な患者さまが増えたため、平成17年(2005年)には病院を建て替え、入院100床(一般病床40床、療養病床60床)、透析ベッド50床に増床し、現在の早徳病院にリニューアルしました。
現在では透析患者さまに限らず、高度急性期病院での治療が落ち着いた患者さまも多く受け入れており、地域に根ざした病院として、一人一人に寄り添った思いやりのある医療を提供したいと考えております。
尚、透析の長期化によりシャントの作成やメインテナンスはより複雑で困難な症例が増えてきました。他院のシャント作成困難例などの相談も多く、近隣の透析施設との連携を図るべく、平成31年(2019年)血管外科(バスキュラーアクセスセンター)を新設しました。現在(2021年8月)では年間600例を超す治療を行っています。
今後とも透析医療を中心に、地域で必要とされる病院を目指して職員一丸となって努力してまいります。
理事長 平野 智久
院長あいさつ
当院は設立以来、透析医療に関わってきましたが、腎不全の患者さんは様々な病気を抱えています。糖尿病、高血圧をはじめ、循環器疾患、呼吸器疾患、消化器疾患、カルシウム代謝異常に伴う骨粗しょう症や骨折、脳梗塞や脳出血など、全身を診ていく必要があります。
そのため、当院ではマルチスライスCT、開放型MRI、フラットディテクター型の血管造影装置、最新の超音波診断装置などを備えています。また血液浄化センターだけでなく、病棟でも人工呼吸を行いながら透析のできる病床も備えています。手術室は2室備え、バスキュラーアクセスに関しては常に対応できる体制を備えています。
それらの資源を生かして、外来、入院でも一貫して快適で安心な透析を継続できる体制を整えています。また、一般病棟では、透析患者さまだけでなく、急性期病院での治療後で安定期に入った患者さまの受け入れも積極的に行っています。さらに、医療行為が必要なため、自宅での生活が困難な方に対して、長期療養が可能な療養病棟も備えております。
現代の医療は高度化し、大きな手術などは専門の急性期病院で行われるようになりました。中小の病院は急性期病院と連携を取りながら、その特性を生かして家庭と結ぶ医療を行ってゆく必要があります。当院は維持透析患者さまだけでなく、地域の患者さまが生きがいのある生活が送れるように入院・外来、さらには訪問看護で一貫して支えてまいります。
院長 松原 長樹
病院概要
- 所在地
〒500-8367岐阜県岐阜市宇佐南1丁目8番1号
- 病床数
- 一般病棟 40床、療養病棟 60床
- 診療科目
- 外科、整形外科、心臓血管外科、内科、消化器科、乳腺外科、人工透析
健康診断も行っております。
- 理事長
- 平野 智久
- 院長
- 松原 長樹
- 副院長
- 宅野 洋
- バスキュラー
アクセス
センター長 - 村川 眞司
- 看護部長
- 桐山
- 事務次長
- 福島 正道
沿革
- 1970年
- 早徳外科(17床)開院。透析療法開始
- 1972年
- 早徳病院に名称変更。50床へ増床
- 1974年
- 透析ベッド32床へ増床
- 1977年
- 腹水・胸水濃縮ろ過再静注法開始
- 1987年
- CT導入
- 1993年
- シャント経皮経管血管拡張術(PTA)開始
- 2000年
- MRI導入
- 2013年
- 血漿吸着療法開始
- 2017年
- 透析ベッド55床へ増床
- 2019年
- バスキュラーアクセスセンター開設
- 2020年
- 訪問看護(みなし)開始
- 2021年
- 透析室から血液浄化センターへ名称変更
- 現在に至る